筋膜の主な役割

おはようございます。

東北や関東で地震がありましたが、お住まいの方、大丈夫でしたか?
日本全国、どこでも起こりうる災害、気をつけないと・・・。

さて、筋膜シリーズ第三弾です。

<筋膜の主な役割>

①姿勢の維持

筋膜は足先から頭のてっぺんまで、しかも内臓までも
途切れることなく全身覆っていて、重力に負けないように姿勢を支えています。
そして、動作時には適度な伸縮をしながら接する筋膜との滑走性によりスムーズな動きを可能にしてくれます。
筋膜の主な役割
②力の伝達

筋肉が発揮した力が全身を覆っている筋膜を介して隣の腱や筋に伝えます。
勿論、神経とリンクした働きなのですが、各組織をつなぐ接着剤的な役割をしながらキンエネルギーを伝えるものです。

(例)パンチを打つとき地面を蹴る足のエネルギーが体幹の筋肉の捻りを生み、そこから肩、肘、手首、拳に伝わっていますが、それも筋膜の滑走性があっての事です。

③感覚のフィードバック

筋膜の中には固有感覚受容器といって、感覚を脳に伝える神経が豊富に含まれています。

例えば、『痛い』『痒い』『くすぐったい』『触られている』『伸ばされている』といった感覚が、

皮膚の上から筋膜を介して伝わり、それが脳に認識されることで私たちはそういった感覚を感じるわけです。

※筋膜ネットワークには赤筋の10倍の感覚受容器(神経)が存在すると言われています。

筋膜は水分が殆どですので水分が不足した場合、滑走性が失われ、動作時に痛みを生じると考えられています。

痛みを発する場所と離れた所に原因があると言われる所以です。

筋膜って面白いですよ。

では

☆皆様にとって今日が佳き日でありますように☆
筋膜の主な役割




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