おはようございます。
「リンパ」ってすっかり有名になりましたね。
リンパの流れをよくすると、むくみの改善などの効果があると
いわれていますが、免疫にも大きく関与します。
そもそも
★ リンパって何? ★
リンパには老廃物や余分な水分を回収する働きがあり、
「体の下水管」とも言われています。
リンパが流れるリンパ管は、血管同様全身に網の目のように
張り巡らされており、その間にはフィルターの役割をする関門の
リンパ節があって、体内に進入した細菌や異物を食い止める
役割をしています。
リンパの流れが悪くなると、老廃物や余分な水分が皮膚の下に
溜まってしまい、むくみが生じます。その他にも冷えやしびれ、
ぴりぴりした痛みなどが症状として現れることがあります。
神経が引っ張られていると思われ、これは自律神経の乱れにも繋がります。
★ 流れが悪くなる原因 ★
リンパの流れが悪くなる原因には2つあります。
①弁がないリンパ管がある
皮膚のすぐ下の浅いところを通るリンパ管には逆流を防ぐ弁が
ないため、皮膚や筋肉などを伸び縮みさせてリンパ管を
動かしてあげないと流れが悪くなります。
②リンパ節への圧迫
リンパ節は脇の下や足の付け根、膝の裏など身体のあちこちに
あり、ここが圧迫されるとリンパの流れも滞ってしまいます。
長時間のパソコン作業や運転などの姿勢が圧迫の原因になります。
では、リンパの流れをよくするにはどうしたら良いでしょうか。
リンパの流れをよくするためには、足の筋肉を動かすなどして、
その力を借りることが重要です。
○歩く(階段は効果大)
一番効果的な方法です。デスクワークの人など、座っている
時間が長い方は、1時間に1回程度歩くことが最良の予防法に
なります。
さらに運動や
ストレッチで、普段から足の筋肉を鍛える事が大切になります。
※椅子に座っていたり立っているときは、足踏みやつま先立ち
カーフレイズやスクワットがいいでしょう。
足首をグルグル回したり指先を回すのも有効です。
※椅子の上に足を上げたり、横になったときにクッションなどで
足を上げると、重力の力でリンパが流れやすくなります。
リンパ管は1分間に10回程度わずかに収縮してリンパを流して
います。
リンパマッサージを行うと、この動きを活性化する
ことができますが、そのやり方はまた後日・・・。
では
☆皆様にとって今日が佳き日でありますように☆