正座が出来ない人のセルフケア

池野整体療術所院長 池野昌利

2021年10月27日 09:05

おはようございます。

正座が出来ない・・・しづらい人って多いですよね。

膝蓋上包(嚢)という部分が癒着して動かしにくくなっていることがあります。

膝蓋上包は大腿骨顆部前面と膝蓋骨を繋ぐ滑液包!


<どんな時に癒着するの?>
※膝関節術後など長期的に膝関節伸展位で固定されれば膝蓋上包内に癒着を生じます。

※膝関節内に炎症が生じ関節水腫(水が溜まったという状態)の貯留が持続すると膝蓋上包の柔軟性が失われてきます。

つまり膝蓋上包が癒着したり固くなったりすると膝が曲げにくくなってしまうということです。

正座が出来ない原因はそこにあったりすることが多いです。

年齢を重ねるにつれ固くなりやすいところですので、常に予防をすることが大切です。


<セルフケアの方法は?>
膝の上の部分の組織を骨から持ち上げるようにしながら揺らしたり
軽く押し込んで揉んだりするだけです。



癒着が酷くなると、治癒に時間はかかりますが、毎日継続することで、改善が期待できます。
あきらめずに、行ってくださいね。

では
☆皆様にとって今日が佳き日でありますように☆




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