トリガーポイント療法 基本編

体の痛み(筋肉の痛みに限定します)の原因としてトリガーポイントが、あります。
私もトリガーポイントを探しながら施術させていただいているのですが、トリガーポイントって何?
とお客様に聞かれる事があります。
拳銃の引き金、あれをトリガーと呼びますね。痛みの引き金になるポイント(点)って意味になるのでしょう。
それを探しながら筋肉を調整していくのがトリガーポイント療法といいます。

< トリガーポイント療法基本編 >

① トリガーポイントは筋の部分的に硬くなったところで、東洋医学で言うところの経穴(ツボ)にあたります。と教えてくれる所が多いですが、厳密に言えばちょっと違いますけど・・・。
最初から強く押さずにソフトに触れて探しましょう。
② トリガーポイントは痛覚がとっても過敏になっています。つよく押すと飛び上がるほど痛む場所です。これを(Jump Sign)と言います。施術を受けている方の反応を確認しながらトリガーポントを注意深く探ります。
③ トリガーポイントを押すと関連痛領域に痛みが拡がります。
④ 我慢できる痛みの範囲(これ重要です)で 固い部分をつまめる所はつまんで、つまめないところは親指で押してください。
⑤ 筋肉をはじいたり、グリグリしないでじっと同じ強さで押し続けます。
⑥ 通常1分以内で押しているところの痛みと関連痛が感じなくなります。
それで終了するか、さらに少し力を加えて、痛みがなくなるまで押圧を持続します。
⑦ 座って、もしくはうつ伏せで寝て行います。
・・・ここまでが基本ですが、更にトリガーポイントを誘因すると思われる骨格の調整も必要です。
AK、PNF、もしくは操体法などもトリガーポイントに有効です。
トリガーポイント療法 基本編
トリガーポイント例・・・赤い点がトリガーポイント
赤い所は関連痛領域です。





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