おはようございます。
今日は卵かけご飯の日ですが
あえて、生卵はあまりおススメしませんという記事を書かせていただきます。
卵は栄養価の高いスーパーフードには違いありません。
ただし、栄養価が高いのは卵黄の部分
卵は生で食べるより、火を通して食べたほうがタンパク質が吸収されやすく、火を通したものは生で食べるのに比べて倍ほどタンパク質の吸収率が高まります。
私も映画「ロッキー」の影響を受けて生卵を大量に飲んだ記憶がありますが
実は消化にも悪くいし白身にはタンパク質も少ないので、良質なたんぱく質の摂取法とは言い難いです。
〇卵白はほとんどが水分、弱い抗菌性があり、卵黄を守っています。
〇卵黄は、50%の水分と30%の脂質、そして17%のタンパク質からなっていて、必須アミノ酸も豊富。
<卵の鮮度の見分け方>
新鮮なものは、白身も黄身もハリとふくらみがあり
古くなったものは、白身が水溶化してしまって盛り上がりが無くなってしまい卵黄もふくらみが無くなってきます。
※卵の色は、ニワトリのエサによって色が調整されているそうなので色見によって栄養価を判断するのは難しいです。
<結論>
栄養の吸収率を考えるなら、黄身は半熟
白身は完全に固まった状態がベスト。
特に生食や温泉卵で食べるのは胃弱の方、栄養吸収率を気にする方にはメリットはありません。
〇サルモネラ菌について〇
ごく稀にですが生卵を食べてサルモネラ菌による食中毒が報告されています。
ど~~~~しても生卵が食べたい!という方は
賞味期限を守り、生食するならなるべく新鮮なうちに食べるようにしてください。
卵内の中には殺菌酵素リゾチームが含まれ、サルモネラ菌は10℃以下ではほとんど増殖しないそうですが
卵の鮮度が下がれば殺菌力も低下してしまいます。
賞味期限は、生食できる期限として設定されているので、賞味期限経過後の卵は加熱調理することにより食べることができますが、なるべく賞味期限内に消費するようにしましょう。
【保管方法】
■ 表示で「賞味期限」、「保存方法」をしっかり確認。
■ 購入した卵は、すぐに冷蔵庫へ入れること。
■ 冷蔵庫から取り出した後、調理のために割卵した卵は、室温下で放置せず、手早く調理しましょう。
特に卵黄と卵白を攪拌すると細菌が増えやすくなるという報告がありますので、かき混ぜた状態で放置しないように気を付けて下さい。
☆☆☆それでも、私・・・卵かけご飯が好きなんですよねぇ
では
☆皆様にとって今日が佳き日でありますように☆